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てるてるぼうず
久しぶりに童話話です。
今回はてるてるぼうず。
まず歌詞は以下のとおり。
「てるてる坊主」
浅原六朗(鏡村):詩 中山晋平:曲
1.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら 金の鈴あげよ
2.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
私の願いを 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲みましょ
3.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇って 泣いてたら
そなたの首を チョン切るぞ
そしてこれがYoutubeにあった歌です。
実は名城、てるてる坊主の歌の存在は知っていましたが、実物は知りませんでした。
1921年(大正10年)に発表されて、教科書にも掲載されていたそうですがそんなに古くないんだなぁとか思ったりします。
と、言いますかこのくらいの時期ってどうして童話がいっぱい作られたんだろう。
とかこのごろ不思議に思います。
しかもなにかとヒットするし。
ブームだったんでしょうかね、
次にてるてる坊主の由来です。
*その一:
原型は中国から入ってきた風習(雲掃人形、掃晴娘)で、中国の伝説上の人物「晴娘」がモデルらしい。
日本のてるてる坊主との違いは、紙でできていること、女の子の姿をしていること、ほうきを持っていることだそうです。
『帝京景物略』によると、「雨久、以白紙作婦人首、剪紅緑衣之、以苕箒苗縛小箒、令携之、竿懸簷際、曰掃晴娘」とあるとかかれてあるみたいです。
が、名城にはこの漢文の意味がわかりませんw
えーっと。
「雨がずっと降っていたら、白い紙で女の人の首(だけ・・・?)を作り、紅と緑の布を切って衣服を作って、苕箒苗(植物?)でほうきを作って、竿にかける。これを掃晴娘と言う」
かな?
ところどころ日本語になってない気もするが(汗)
晴娘がほうきを持っているのは、雨雲を掃き、晴れの気を寄せてくれるようにという意味があるのだとか。でも現在中国にはこの風習はほとんど行われていないらしい。
そしてこれが日本にいつ伝わり、どのようにして女の子(晴娘)の人形から男の子(坊主)の人形に変化していったかは、はっきり解明されていない模様。
一説では、平安時代には既に伝わっていて、当初は女の子の人形だった。しかし日本では日乞いは修験者や僧侶等の男性がする事から、男の子に変わったのではないかとのことらしい。
こちらの平安時代から伝わった説には資料があるのかわからないですが、江戸時代にはてるてる坊主に関することが書かれた書物があったようです。
それには「ノッペラボウで吊るし、晴天になったら目鼻をつけてお祀りした」と書いてあるようなので、そのときには少なくてもてるてる坊主習慣はあったみたいですね。
ちなみに江戸中期既に飾られていたらしい。
『嬉遊笑覧』という本には、晴天になった後は、瞳を書き入れて神酒を供え、川に流すと記されている模様。
ちゃんと役目を果たしたら供養しないといけないみたいですね。
『蜻 蛉日記』下巻には(長いよ)
「今日かかる雨にもさはらで、同じ所なる人ものへまうでつ。さはることなきにもと思ひ出たれば、或る者、女神にはきぬ縫ひてたてまつるこそ よかんなれ。しかしたまへとより来てさざめけば、いでこころみんとて、○(左「糸」+右「兼」)のひらな衣みつぬひたり。したがひどもにかうぞ書きたりけ るは、いかなるこころばへにかありけん。神ぞしるらんかし。しろたへの衣は神にゆづりてんへだてぬ中にかへしなすべく。」
とあるのようでこれを、掃晴娘に関係あると見る研究者もいるようです。
だからもしかしたら平安時代には伝わってたのかもということなのでしょう。
ちなみに日本のは一部地域でてるてる坊主に「顔を描く」と雨になるということらしい。
*呼称
「てるてる法師」、「てれてれ坊主」、「日和坊主(ひよりぼうず)」などさまざま。
一部地域などでは逆さの状態で飾ると、明日の天気が雨になると言われ、こちらは
「ふれふれ坊主」「あめあめ坊主」「るてるて坊主」と呼ばれるようです。
また西日本では逆さに吊るしたり、黒いてるてる坊主にすると雨乞いになると言われ、これを日和(ひより)坊主と呼んでいるらしい。
しかし日和坊主か。
いや、うちのオリキャラとはまったく関係ありませんがw
(これらの話は
・http://www.nemushishi.net/discovery02.html
・ウィキペディア
「てるてる坊主」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%A6%E3%82%8B%E5%9D%8A%E4%B8%BB
を参考(引用)させていただきました。)
最後におまけです。
「子供の歌う「てるてる坊主」です。ちょっと最後が違いますが・・・」
というコメントを見てクリックしてみたのですが・・・。
めっちゃ和みましたw
久しぶりに童話話です。
今回はてるてるぼうず。
まず歌詞は以下のとおり。
「てるてる坊主」
浅原六朗(鏡村):詩 中山晋平:曲
1.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら 金の鈴あげよ
2.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
私の願いを 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲みましょ
3.てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇って 泣いてたら
そなたの首を チョン切るぞ
そしてこれがYoutubeにあった歌です。
実は名城、てるてる坊主の歌の存在は知っていましたが、実物は知りませんでした。
1921年(大正10年)に発表されて、教科書にも掲載されていたそうですがそんなに古くないんだなぁとか思ったりします。
と、言いますかこのくらいの時期ってどうして童話がいっぱい作られたんだろう。
とかこのごろ不思議に思います。
しかもなにかとヒットするし。
ブームだったんでしょうかね、
次にてるてる坊主の由来です。
*その一:
原型は中国から入ってきた風習(雲掃人形、掃晴娘)で、中国の伝説上の人物「晴娘」がモデルらしい。
日本のてるてる坊主との違いは、紙でできていること、女の子の姿をしていること、ほうきを持っていることだそうです。
『帝京景物略』によると、「雨久、以白紙作婦人首、剪紅緑衣之、以苕箒苗縛小箒、令携之、竿懸簷際、曰掃晴娘」とあるとかかれてあるみたいです。
が、名城にはこの漢文の意味がわかりませんw
えーっと。
「雨がずっと降っていたら、白い紙で女の人の首(だけ・・・?)を作り、紅と緑の布を切って衣服を作って、苕箒苗(植物?)でほうきを作って、竿にかける。これを掃晴娘と言う」
かな?
ところどころ日本語になってない気もするが(汗)
晴娘がほうきを持っているのは、雨雲を掃き、晴れの気を寄せてくれるようにという意味があるのだとか。でも現在中国にはこの風習はほとんど行われていないらしい。
そしてこれが日本にいつ伝わり、どのようにして女の子(晴娘)の人形から男の子(坊主)の人形に変化していったかは、はっきり解明されていない模様。
一説では、平安時代には既に伝わっていて、当初は女の子の人形だった。しかし日本では日乞いは修験者や僧侶等の男性がする事から、男の子に変わったのではないかとのことらしい。
こちらの平安時代から伝わった説には資料があるのかわからないですが、江戸時代にはてるてる坊主に関することが書かれた書物があったようです。
それには「ノッペラボウで吊るし、晴天になったら目鼻をつけてお祀りした」と書いてあるようなので、そのときには少なくてもてるてる坊主習慣はあったみたいですね。
ちなみに江戸中期既に飾られていたらしい。
『嬉遊笑覧』という本には、晴天になった後は、瞳を書き入れて神酒を供え、川に流すと記されている模様。
ちゃんと役目を果たしたら供養しないといけないみたいですね。
『蜻 蛉日記』下巻には(長いよ)
「今日かかる雨にもさはらで、同じ所なる人ものへまうでつ。さはることなきにもと思ひ出たれば、或る者、女神にはきぬ縫ひてたてまつるこそ よかんなれ。しかしたまへとより来てさざめけば、いでこころみんとて、○(左「糸」+右「兼」)のひらな衣みつぬひたり。したがひどもにかうぞ書きたりけ るは、いかなるこころばへにかありけん。神ぞしるらんかし。しろたへの衣は神にゆづりてんへだてぬ中にかへしなすべく。」
とあるのようでこれを、掃晴娘に関係あると見る研究者もいるようです。
だからもしかしたら平安時代には伝わってたのかもということなのでしょう。
ちなみに日本のは一部地域でてるてる坊主に「顔を描く」と雨になるということらしい。
*呼称
「てるてる法師」、「てれてれ坊主」、「日和坊主(ひよりぼうず)」などさまざま。
一部地域などでは逆さの状態で飾ると、明日の天気が雨になると言われ、こちらは
「ふれふれ坊主」「あめあめ坊主」「るてるて坊主」と呼ばれるようです。
また西日本では逆さに吊るしたり、黒いてるてる坊主にすると雨乞いになると言われ、これを日和(ひより)坊主と呼んでいるらしい。
しかし日和坊主か。
いや、うちのオリキャラとはまったく関係ありませんがw
(これらの話は
・http://www.nemushishi.net/discovery02.html
・ウィキペディア
「てるてる坊主」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%A6%E3%82%8B%E5%9D%8A%E4%B8%BB
を参考(引用)させていただきました。)
最後におまけです。
「子供の歌う「てるてる坊主」です。ちょっと最後が違いますが・・・」
というコメントを見てクリックしてみたのですが・・・。
めっちゃ和みましたw
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